Lead_1
MU GALLERYは4/13(土)から4/27(土)の会期で三澤亮介「Symbiosis」を開催いたします。
三澤亮介は1992年福井県生まれ。
立教大学映像身体学科卒業。美術家。メディアパラドックスという独自の手法を提唱している。
「固定概念のアップデート」をコンセプトに、アナログとデジタル、写真と絵画を制作の中で横断する。
主な展示「Tracing the night」(333 gallery,台湾,2023) 「NOH」(HOFA gallery,ギリシャ/ロンドン,2023)「Project the Process」(IRRITUM gallery,NY,2023)
Comment_1
Photo_1
Credit_1
Designed by Tomoki Mitsuhashi
Lead_2
三澤亮介による本個展へのメッセージ
AI元年と呼ばれた昨年以降、様々な分野でAIが導入し、テクノロジーの進化は止まるところを知らない。人々の生活に入り込み、その境界線が融解しだしていることは、紛れもない事実であろう。そのムーブメントは、美術の業界も同様で、NFTをはじめAIを駆使した作品は世界中この瞬間にも産み落とされ続けている。私は、デジタルからアナログ作品を作ってきた背景を持つ作家としてこの現状に対して、「AIを駆使し、共に作品を作り、最終的にはアナログの油彩で描き上げる」という手法に行き着く。これはかねてから提唱している「メディアパラドックス」という独自の手法の進化に、他ならないと言えるであろう。デジタルソフト上で、AIとラリーをしながらヴィジュアルを共同で作り上げ、最終的にキャンバス上で表出させた後には私の手で自ら描いてゆく。それもAIと全く真逆に存在する古典的で、オーセンティックな油絵具でである。そのかつてない調和と取り組みこそが、新しい時代を切り拓く一歩になる可能性を秘めているのだ。
Comment_2
Photo_2
Credit_2
Information
Symbiosis
RYOSUKE MISAWA
2024.4.13 sat – 2024.4.27 sat
12:00 pm – 18:00 pm
Sundays, Mondays